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リコージャパンとインターコム、バックオフィス業務での帳票のFAX送信を自動化するソリューションを提供
「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」と「まいと~くシリーズ」を連携
2025年5月14日 16:45
リコージャパン株式会社と株式会社インターコムは13日、キーワード振り分けPDF出力ソリューション「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」と、株式会社インターコムのFAXサーバーソリューション「まいと~くシリーズ」を連携させた、FAX送信自動化機能を提供開始すると発表した。
「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」は、業務システムから紙で発行している帳票を電子化(PDF化)して出力するソフトウェア。電子化の際には、帳票内に含まれる顧客名やFAX番号などを文字列として抽出し、この情報を基にPDFデータの分割やファイル名の付与、CSVデータ出力を行える。
一方の「まいと~くシリーズ」は、FAX専用機や複合機を介し紙でFAXのやり取りをしている業務を、ペーパーレス化するためのソリューション。クラウド型の「まいと~く Cloud」、オンプレミス型の多回線向けサーバーソフトウェア「まいと~く Center」、中規模向けサーバーソフトウェア「まいと~く Center Hybrid」をラインアップしている。
今回の連携では、「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」がPDFデータを出力する際に、「まいと~くシリーズ」のFAX送信依頼ファイル(CSV)を生成できるようになった。このデータを「まいと~くシリーズ」が取り込むことにより、FAXの送信を自動化できる。
こうして、従来は手作業で行っていた注文書等のFAX送信業務を、システム改修や運用変更なく自動化できるため、担当者の業務効率の向上とペーパーレス化に貢献するとのこと。なお、「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」と連携してFAX送信業務を自動化できるのは、クラウド型FAXサービスとしては「まいと~く Cloud」が初めてとのことだ