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インターコム、クラウドFAXサービスと複合機の連携オプションを提供 FAX番号を変更せずにクラウドFAXを導入可能に

 株式会社インターコムは10日、クラウドFAXサービス「まいと~く Cloud」と複合機の連携を行う「まいと~く Cloud 複合機連携オプション」(以下、複合機連携オプション)を、1月25日より提供すると発表した。今回は第1弾として、株式会社リコーの複合機に対応する。

 まいと~く Cloudは、FAXサーバーシリーズ「まいと~く Center」「まいと~く Center Hybrid」をクラウド化したサービス。サーバー構築や回線手配などをすることなく、導入後すぐにFAX業務をペーパーレス化できる点が特長という。

 新製品の「複合機連携オプション」は、複合機で受信したFAXを印刷せずに、このまいと~く Cloudで一元管理できるようにするオプション製品。FAXを受信した複合機から、メール送信機能を用いてFAXイメージをまいと~く Cloudへ送信し、クラウド上にてFAXイメージを保管・管理できるようにするほか、FAXイメージの閲覧や編集をWebブラウザから行える機能も提供する。

 これにより、注文書に納期回答を記入して返信するといったFAX業務を、オフィスの自席やテレワーク中の自宅で行えるようになるとのこと。

 インターコムによれば、まいと~く CloudでFAXをクラウド化する場合、従来は、既存のFAX回線からクラウド上のFAX回線に切り替える必要があり、FAX番号を変える、または既存のFAX番号から転送する必要があったという。このため、例えばFAXで注文を受けている場合、すべての取引先に番号変更を連絡する必要があったが、今回の複合機連携オプションを利用すれば、既存のFAX番号を変えずにまいと~く Cloudの導入が可能になるとしている(送信時は、まいと~く CloudのFAX番号からの送信となる)。