テリロジー、Tempered NetworksとNozomi Networksの連携によりOT/IoTセキュリティソリューションを提供

　株式会社テリロジーは22日、テリロジーが国内の総代理店として独占販売する米Tempered Networksが、テリロジーが国内代理店として販売する米Nozomi Networksと、産業分野に向けたサイバーセキュリティソリューションを強化するための連携を行ったと発表した。

　Tempered Networksは米国時間3月16日、Nozomi Networksと産業分野に向けたサイバーセキュリティソリューションを強化するためのパートナーシップを発表。 このパートナーシップでは、Nozomi NetworksのOT/IoTネットワーク可視化、サイバー脅威検出、インシデントレスポンスと、Tempered NetworksのゼロトラストポリシーエンフォースメントおよびAirwall Conductorマネジメントコンソールを連携する。

　テリロジーでは、最近のサイバー脅威はハイレベルで巧妙な手口を用いた攻撃でこれを防御するには、 優れた可視化とインテリジェントな脅威検出だけでなく、アクセス制御と事業継続の可用性を担保しながら脆弱なセグメントを分離して修復させるレメディエーション機能（Remediation）が不可欠だと説明。

　連携では、Nozomi Networksの製品「Guardian」が備える、AI学習機能を活用したネットワーク分析と異常検出の機能を、Tempered Networksの製品「Airwall」のマイクロセグメンテーションやセキュリティポリシーと連携させることで、異常を検知したノードに対してセキュリティポリシーを利用して特定ノードを自動隔離するなど、産業分野のサイバー攻撃に対するソリューションを提供する。