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網屋の統合ログ管理製品「ALog 8.2」、SIEMの導入・運用を容易にする機能を搭載

グラフ機能や通知機能なども強化

 株式会社網屋は25日、ログデータマネジメントソリューション「ALog」の新版として、「同 V8.2.0」をリリースしたと発表した。

 ALogは、さまざまな情報システムのログをエージェントレスで自動集約・運用監視するデータセキュリティソリューション。独自のログ翻訳変換技術とAIの不正予兆検知により、専門知識やノウハウがなくとも高度なログ活用を実現できるという。

 今回の新版では、SIEM(Security Information and Event Management)としての機能を強化しており、SIEMの利用にあたって必要となる複雑高度な設定を「自動化パック」として標準搭載した。レポート設定画面から直接テンプレートをダウンロードでき、標準搭載の各種パックを選択すれば、専門知識がなくても3ステップで自動化を行えるため、専門知識やノウハウがなくとも、SIEMの導入・利用が可能になったという。

 また、レポートのグラフデザインをリニューアルし、シンプルな操作でより見やすく、よりわかりやすくなったとのこと。さらにドリルダウン機能の実装により、グラフ結果をより深く絞り込んで確認可能になったほか、グラフの情報を検索画面へ連携させることにより、さらに深く情報を追求できるとしている。

 このほか、従来のメールによるアラート通知に加え、外部チャットツールへの通知やSyslog出力による通知をサポートしている。

 あわせて、あらゆる機器のログの取り込み、ファイル化できる「ALog Syslog Receiver」もアップデートされ、最新のV1.0.3では、SNMP(SNMP Trap/INFORM)、Syslog(TLS/SecureTCP)に対応。より広範囲の機器からログを収集可能にしている。