網屋の統合ログ管理製品「ALog EVA」、Syslog形式のログ取り込みを容易にする「ALog Syslog Receiver」を提供

　株式会社網屋は12日、統合ログ管理製品「ALog EVA（エーログエヴァ）」の新機能として、Syslog形式のログ取り込みとファイル化を行える「ALog Syslog Receiver」を提供すると発表した。

　「ALog」は、エージェントを必要としないログ管理ツール製品群。その1ラインアップとして、ネットワーク機器やアプリケーションなど、さまざまなシステムのソースを統一されたログ形式に整理し、一元的に管理できるALog EVAが提供されている。

　同製品においてSyslog形式のログを取り込むためには、従来、別途Syslogサーバーの購入が必要だったが、ALog Syslog Receiverを搭載したことによって、それが不要になった。

　具体的には、対象機器から受信したSyslogをALog Syslog ReceiverがCSVファイルへ変換し、対象機器ごとのフォルダへ出力可能。このCSVファイルをALog EVAで変換することにより、整形ログとしての出力できる。

　また、ALog Syslog Receiverはウィザードによって容易にインストールでき、機器ごとのファイル出力設定も自動化されるので、Syslogサーバーを利用する従来の手法では煩雑だった設定作業が、大幅に改善されるとのこと。

　なお網屋では、Syslog形式のログをALog EVAに取り込むと、さまざまな情報のログ集約を簡単に実現でき、ネットワークを通じた外部からの攻撃監視に加えて、機密データの漏えい防止、怠慢勤務のランキング化、超過残業者の集計などが可能になるとしている。