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大塚商会とNEC、「DX統合パッケージ」にデジタルインボイスの送受信機能を実装

 株式会社大塚商会と日本電気株式会社(以下、NEC)は7日、株式会社OSKが開発し、大塚商会が提供する「DX統合パッケージ」に、NECの「KMD Connect」を利用したデジタルインボイスの送受信機能を実装すると発表した。提供開始は9月を予定している。

 DX統合パッケージは、従来は独立していた基幹系システム「SMILEシリーズ」と情報系システム「eValueシリーズ」のデータベースを統合することで、データのシームレス化を実現したソリューションパッケージ。密接なデータ連携と、他社製品とのAPI連携、AI・RPAツールとの連携により、導入企業の業務の最適化を実現するという。

 一方のKMD Connectは、NECグループのデンマークKMDが提供しているデジタルインボイス送受信サービス。デジタルインボイスのみならず、電子商取引全般の自動化に寄与するとした。

 今回はDX統合パッケージにおいて、KMD Connectによるデジタルインボイスの送受信機能が提供され、請求書の発行側では、印刷・封入・発送作業の負担が軽減されるとのこと。一方の受領側でも、受け取った請求書が適格請求書の要件を満たしているかのチェックが不要となるほか、に業務システムと連携できることで、受領からデータ登録・保管までの業務工数を削減できるとしている。