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大塚商会、基幹系・情報系システムを統合した「DX統合パッケージ」と「freee会計」との連携ソリューションを提供

API連携により企業の利便性向上を支援

 株式会社大塚商会は26日、基幹系/情報系のシステムを統合した「DX統合パッケージ」と、freee株式会社のクラウド型会計ソフトウェア「freee会計」をAPI連携させたソリューション「DX統合パッケージ with freee」を提供すると発表した。価格は個別見積もりで、2月の提供開始を予定している。

 大塚商会では、従来は独立していた基幹系システムと情報系システムのデータベースを統合し、データのシームレス化を実現した「DX統合パッケージ」の提供により、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の基盤作りを支援してきた。

 今回はこのラインアップに、クラウド会計ソフトウェアにおいて高いシェアを持つfreee会計を組み込み、DX統合パッケージ with freeeとして提供する。データのシームレス化を実現するDX統合パッケージを、さらにfreee会計とシームレスに連携させることにより、業務の最適化と生産性向上が実現するとのことだ。

 例えば、DX統合パッケージ内の販売システムで作成した債権データをfreee会計に取り込み、freee会計の強みである口座連携による自動入金消込・自動仕訳機能を活用して、会計処理の効率化を行えるようになる。こうした連携により、導入企業では、システムの違いを意識せずに、情報がシームレスに連携することによる業務の効率化が図れ、生産性向上につながるとともに、企業のDX推進のフェーズにあわせたシステム構築に対応できるとのこと。

 大塚商会では、初年度550社への導入を見込んでいる。