NTT Com、次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」の接続対象を拡大

　NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTT Com）は6日、さまざまなICTリソースをオンデマンドでセキュアに接続可能な次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」について、接続対象を拡大した。

　Flexible InterConnectは、クラウドサービスやデータセンターなどを繋いだネットワーク接続基盤となり、さまざまなICTリソースへの安定・セキュアな接続を実現するサービス。また、NTT Comが、企業のDXに必要な機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform（SDPF）」におけるインターコネクト機能を担っている。

　今回、Flexible InterConnectですでに利用可能なプライベート／パブリッククラウド、データセンター、NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」への接続に加え、NTT Comのインターネット接続サービス「Super OCN Flexible Connect」と、Oracleのクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」、Amazon Web Services（AWS）のゲートウェイサービス「AWS Transit Gateway」への接続に対応した。

　Super OCN Flexible Connectは、ギャランティ（帯域確保）型のインターネット接続サービスで、インターネットに接続する際の帯域指定のほか、グローバルアドレスの払い出しやWhoisデータベースへの情報掲載なども、ポータルサイトからオンデマンドで申し込みや変更が行える。

　Oracle Cloud Infrastructureは、高性能なコンピューティング能力を提供する次世代クラウドインフラストラクチャーで、オラクルの自律型サービス、統合セキュリティ、サーバーレスコンピュートを組み合わせることにより、柔軟性の高いエンタープライズアプリケーションを実現する。

　AWS Transit Gatewayは、ネットワークハブを介して、複数のAmazon Virtual Private Cloud（VPC）の相互通信、AWSアカウント、閉域接続のインターフェイスなどを集約できるゲートウェイサービス。サービスを利用することで、運用の簡素化やコスト削減を実現できる。

　いずれのサービスも、「SDPFポータル」サイトから各サービスへの接続を一括して管理可能で、オンデマンドで申し込みや変更ができ、最低利用期間なしで利用できる。