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NTT Com、接続サービス「Super OCN Flexible Connect」に拠点からのローカルブレイクアウトに対応した新メニューを追加

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は27日、インターネット接続サービス「Super OCN Flexible Connect」において、拠点からのローカルブレイクアウトに対応した新たな接続メニュー「Super OCN Flexible Connect アクセスラインタイプ」の提供を開始した。

 Super OCN Flexible Connectは、閉域接続により各種クラウドサービスやデータセンターに接続できるインターコネクトサービス「Flexible InterConnect」において、インターネットへの接続を提供するサービス。

 これまでは、各拠点から閉域接続し、センター拠点からインターネットに接続するゲートウェイ構成でサービスを提供してきたが、新たに拠点からインターネットに直接接続する、ローカルブレイクアウト構成に対応したメニューを提供。これにより、ネットワーク品質を重視する重要拠点からの、閉域網を経由した社内システムへのアクセスと、オンライン会議やクラウドサービス利用などのインターネット通信の併用構成を可能とする。

 これにより、拠点からのローカルブレイクアウトによるインターネット利用が可能となり、ゲートウェイ構成で課題となっていた社内システムへのアクセス負荷を軽減できる。インターネット接続サービスは、ギャランティ(帯域確保)型のサービスで、10Mbpsから100Gbpsの幅広い帯域を提供。帯域の変更もポータルサイトから即時に行え、ピーク時に拡張した帯域を戻すなど、ネットワークコストを最適化できる。

 利用料金は、初期費用が無料、月額利用料が24万2000円(税込)から。サービス開始時点のエリアは関東、関西エリアのみで、今年度中に全国展開を目指す。NTT Comでは、リモートワークや外出先からもセキュアに利用できる「Flexible Remote Access」や「SASEソリューション」などを合わせて提供することで、顧客のニューノーマルな働き方に貢献していくとしている。