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平田タイル、オラクルのAutonomous Data WarehouseとAnalytics Cloudでデータ活用基盤を構築

社内ビッグデータの多面的な分析を可能に

 日本オラクル株式会社は7日、株式会社平田タイルが、開発営業本部において「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入したと発表した。同社では、基幹システムの受注/販売データを一元化し、外部データと合わせて分析可能なデータ活用基盤を、5月より運用開始している。

 平田タイルの開発営業本部では、オリジナル商品の開発・販売だけでなく、世界中から輸入してきた中高級デザインに特化したタイル商品のセレクションを、日本国内向けにリブランディングして販売している。

 同本部では、こうした業務の中で必要となる市場の動向やトレンドを把握するため、基幹システムから抽出した売上、在庫、受発注データなどの定型レポートや、全国の営業担当者による顧客へのヒアリング内容を活用していた。しかし市場や顧客ニーズが急速に変化する昨今では、現状をより客観的に把握することの重要性や課題意識が高まっていたため、定型レポートに加えて顧客の行動データなどと照合を試みたものの、データ規模が大きくなり、表計算ツールでは十分に分析を行えない状態だったという。

 そこで開発営業本部では、IT部門の支援を最低限にしながら、この状態を解消するために、新しいデータ活用基盤を「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」で構築した。このデータ活用基盤により、社内外のデータを含めた膨大なデータ分析も、パフォーマンスを気にすることなく、直感的な操作で容易に行い、すべての部門スタッフが必要なときに必要なデータを活用できる、セルフサービスのアナリティクス環境を実現したとのこと。

 また、この新しいデータ分析基盤の活用により、データ量が増加しても安定した性能で集計、分析が行えるため、データ分析範囲の拡大や外部データとの照合など、基幹システムの社内ビッグデータを多面的に分析が可能になった。

 さらに、「Oracle Analytics Cloud」に組み込まれた機械学習機能でのトレンド分析、顧客の嗜好遷移を、資材や市場ごとなどの多様な軸で分析するなど、より高度かつ多様なデータ分析、およびタイムリーな分析結果が活用可能になったため、商品の企画開発や営業販促活動でのデータ活用が進んでいるとした。

 今後は、さらに多様な外部データを合わせて、市場動向の変移把握や予測分析にも取り組んでいくとのことだ。