ニュース
KDDIアジャイル開発センター、生成AI活用の“実践知”を学習するプログラム「KAGAI Learning Hub」
2025年7月14日 14:51
KDDIアジャイル開発センター株式会社(以下、KAG)は14日、生成AI活用への関心が高まる中で、その活用に一歩踏み出したい企業へ向けたプログラム「KAGAI Learning Hub」を提供すると発表した。企業ごとのニーズに合わせて柔軟にプログラムを設計し、実務に直結する学びを提供できるとしている。
現在、DX推進に欠かせない技術として生成AIを位置付け、その活用法を探索している企業は多いものの、一方で、「生成AIで何をしたいのか目的が定まっていない」「概念先行で実践が伴わない」といった声も多く、社内リテラシーの格差や具体的な業務利用イメージの不足など、導入・利活用の面で共通の課題が浮上しているという。
そこでKAGは今回、自社の開発実績で培った実践知を生かし、企業の生成AI活用をより実際的に支援するためのプログラム「KAGAI Learning Hub」を提供する。このプログラムは、現場の開発プロジェクトで蓄積したナレッジを基に構成されているほか、最新トレンドを押さえた実践型の内容となっており、生成AIに関する基礎知識から応用まで幅広いレベルを網羅しているとのこと。
提供にあたっては、参加者のスキルレベルや職種(エンジニア/ビジネス)、課題感に合わせたハンズオンなど、最適な組み合わせ・実施時間を設定可能。また、アイデアソン/ハッカソン形式のワークショップや、業界・業務特化型の生成AI活用研修、自社内でのAIチャットボット展開支援など、複数のコンテンツを組み合わせたカスタマイズにも対応できる。さらに、研修時間や日程もプログラム内容によって調整でき、半日程度の短期集中講座から複数日にわたる深堀り研修まで柔軟な設定を行えるとした。
開催方法は、対面(オンサイト)・オンラインに対応しており、内容に応じてハイブリッド形式での開催も可能。対面開催の場合は、企業のオフィスや会議室での実施を想定している。
なおKAGによれば、エンジニア向けにハンズオン中心の半日~1日プログラムを用意する場合のモデルケースとして、以下のような内容を挙げている。
・生成AIアプリケーション開発基礎
・【生成AIアプリケーション開発実践】RAG
・【生成AIアプリケーション開発実践】AIエージェント