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ALSI、AIアシスタント チャットボットサービス「ASBOT」を多言語対応
2020年11月26日 14:46
アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は26日、AIアシスタント チャットボットサービス「ASBOT(あすぼっと)」が多言語対応したと発表した。
ASBOTは、Microsoft Teams上で利用できるAIチャットボットサービス。主に、企業内の社員向けヘルプデスク(FAQ)業務での利用を想定しており、各種社内システムとの連携機能によって、問い合わせ時点での実データを参照して回答する、複数のスケジュールを確認・調整し会議を設定するなど、社内システムへアクセスして業務を代行する機能を提供している。
また、会社全体の共通内容に加え、部署ごとのローカルルールや拠点ならではの問い合わせに対応できるよう、Q&Aの内容の管理を、拠点ごと、部署ごとに行える仕組みを備えているという。
今回の強化では、こうした特徴をそのままに、英語・中国語(簡体字)に対応し、使用言語を使い分けられるようになった。
従来、海外展開している企業がFAQソリューションを利用しようとしても、言語の違いだけでなく現地事情を考慮した問い合わせへの対応など、さまざまな課題があり、自動翻訳機能だけでは十分な対応ができず、地域ごとに異なるチャットボットを導入するといった、グローバルでの一元管理が困難な状況になっていたという。
これに対して、多言語対応したASBOTであれば、グローバルで共通の内容は本社が一元管理するとともに、各拠点・各部門では独自の問い合わせ内容やローカルルールなどに対応したQ&Aの内容を個別に設定する、といった運用が可能になった。
なおASBOTでは、利用者のPC環境から利用言語を自動判断するため、利用者が手動で言語を切り替える必要はないが、利用者自身が言語を選択することもできる。