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ニフクラ、メンテナンスや障害状況をコントロールパネルとAPIで取得できる「サービスアクティビティ」を提供開始

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は25日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」において、サービスのメンテナンスや障害状況を始めとした各種通知情報をコントロールパネルおよびAPIで取得できる「サービスアクティビティ」の提供を開始した。サービスアクティビティは、ニフクラのサービスを富士通が販売する「FJcloud-V」でも提供する。

 これまで、ニフクラのメンテナンスや障害に関する情報は、案件ごとにメールで通知していた。今回提供を開始するサービスアクティビティでは、従来のメールでの通知に加え、顧客の利用状況に応じてパーソナライズされたメンテナンス・障害情報、お知らせを、カレンダー形式とイベントごとの一覧形式で視覚化することで、顧客側で問題を素早く診断して解決できるようにした。

「イベントカレンダー」イメージ

 また、サービスアクティビティのリリースに伴い、ニフクラの各種サービスをコントロールパネルトップ画面のリソース表示を開閉式に変更し、下部にサービスごとの稼働状況を表示する。いずれかの障害やメンテナンスがある場合には、ヘッダー部分に設置したベルマークでも確認することが可能になる。

 コントロールパネルを利用することで、保有リソースに影響のあるイベントの最新情報をいつでも取得でき、ニフクラのサービス稼働状況を視覚的に確認できるようになる。表示条件や取得条件を変更することで、利用中のリソースがないサービスに関する情報も確認することもできる。

 また、サービスアクティビティの情報を取得できるAPIも提供。APIを活用することで、ニフクラのサービス稼働状況と顧客が利用しているIT管理ツールを連携させ、重要なビジネスオペレーションのダウンタイムの削減やインシデント管理の自動化を実現できる。