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ニフクラ、セキュリティ対策/ネットワーク最適化機能を実現する「統合ネットワークサービス(IPCOM VE2シリーズ)」を提供

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は24日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」において、セキュリティ対策機能やネットワーク最適化機能を実現する「統合ネットワークサービス(IPCOM VE2シリーズ)」の提供を開始した。

 サービスは、富士通株式会社が提供する「仮想アプライアンスソフトウェア FUJITSU Network IPCOM VE2シリーズ」を利用することで、ニフクラ上の仮想マシンに対して高度なネットワーク機能を提供する。

 サービスメニューとして、セキュリティ対策機能を提供する「SCシリーズ」と、ネットワーク最適化機能を提供する「LSシリーズ」を用意。SCシリーズでは、ファイアウォール、アノマリ型IPS、IPsec-VPNの各機能を提供。上位のSC PLUSシリーズでは、さらにSSLアクセラレーター、L2TP/IPsec-VPN、帯域制御の各機能を提供する。

 LSシリーズでは、サーバー負荷分散、帯域制御、ファイアウォール、アノマリ型IPS、SSLアクセラレーターの各機能を提供。上位のLS PLUSシリーズでは、さらにWAF機能も提供する。

 サーバータイプは、仮想マシンのスペックの違いによる「220」「200」「100」の3タイプを用意。いずれも、ニフクラのパブリックイメージとして提供されるため、コントロールパネルから簡単に作成できる。

 サービスの料金(税別)は、SCシリーズの「IPCOM VE2-100 SC」が年額17万5500円(平日サポート)または年額18万1000円(24時間サポート)。SC PLUSシリーズの「IPCOM VE2-100 SC PLUS」が年額43万8400円(平日サポート)または45万2300円(24時間サポート)。LSシリーズの「IPCOM VE2-100 LS」が年額67万2300円(平日サポート)または年額69万3500円(24時間サポート)。LS PLUSシリーズの「IPCOM VE2-100 LS PLUS」が年額99万3800円(平日サポート)または102万5100円(24時間サポート)など。