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富士通クラウドテクノロジーズ、 「ニフクラ」「FJcloud-V」で新たな西日本リージョンを提供

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は17日、パブリック型クラウドサービス「ニフクラ」および「FJcloud-V」について、西日本エリアの新しいリージョン「west-2リージョン」を3月17日から提供すると発表した。これにより、ユーザーは西日本エリアでも、最新機能やサービスを利用できるようになる。

 ニフクラでは現在、東日本・西日本・北米の3つのエリアに6つのリージョン(east-1,2,3,4,west-1,us-east-1)を展開している。企業のDXへの取り組みの増加により契約数が前年同期比263%と拡大し、現在では8000件以上の顧客に利用されており、こうした利用拡大を背景として、ニフクラでは新たな西日本リージョンの提供を開始する。

 また、近年ではBCP(事業継続計画)の重要性が一層高まっており、クラウドサービスにおける地理的選択肢にも多様性が求められているため、ニフクラでも複数エリアにリージョンを展開し、顧客データセンターとのハイブリッドによる可用性向上やDR構成といった、地理的選択肢の拡充を図ってきた。

 新たに提供開始予定のwest-2リージョンは、最新のアーキテクチャを採用した、西日本エリアにおける2つ目のリージョンとなる。west-2リージョンには、高いCPU性能と大容量メモリが特徴の「olarge」シリーズなど、最新の機能・サービスを順次拡充していく予定。これにより西日本エリアのユーザーも、最新の機能・サービスを利用できるようになる。