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ニフクラ、既存のVMware vSphere環境から無停止でクラウドへの移行を実現する「Liveマイグレーション」を提供

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は28日、パブリック型クラウドサービス「ニフクラ」および「FJcloud-V」において、ユーザー環境からのサーバー移行を実現するサービス「Liveマイグレーション」を、2021年3月から提供すると発表した。

 Liveマイグレーションは、VMware HCXテクノロジーを活用し、ユーザーが既に利用しているVMware vSphere環境から、無停止でニフクラおよびFJcloud-Vへのサーバー移行ができるサービス。

 移行にあたっては、VMwareソリューションおよびクラウドサービスに精通し、アセスメントからサポート可能な経験豊富なパートナーを紹介し、安全・確実な移行を支援する。

 提供(移行先)リージョン・ゾーンは、east-11/east-12/east-13/east-41/west-11/west-13、プライベートリージョン。その他リージョン・ゾーンに対しては順次拡大予定。

 富士通クラウドテクノロジーズにおける移行では、週末ごとに社内外の関係者への周知とシステム停止を繰り返しながら、1年間かけて社内情報システム(約250台のサーバー)の移行を行ったケースがあるという。この事例に、今回のサービスを適用した場合、活性移行が可能となることで、移行期間を4カ月間に短縮される検証結果を得ており、システム停止時間や費用面において、従来方式に比べて大幅な削減が可能となるとしている。