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ニフクラ、ゾーン/リージョン間のL2接続「プライベートブリッジ」に帯域確保オプションを追加

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は24日、パブリック型クラウドサービス「ニフクラ」について、「プライベートブリッジ」サービスに帯域確保オプションを追加した。

 ニフクラのプライベートブリッジサービスは、異なるゾーン/リージョン間でプライベートLAN同士のL2接続を実現するサービス。コントロールパネルを使ってインターネットからオンデマンドに利用でき、ニフクラの東西リージョンを用いたDR環境など、広域L2ネットワーク網を前提とした構成を容易に構築できる。

 新たに提供する帯域確保オプションは、プライベートブリッジで接続しているコネクター間の通信の帯域を確保するサービスで、これにより安定した帯域が必要となるシステムを、異なるゾーン/リージョン間で構築できる。サービスはニフクラのほか、同サービスを富士通が販売する「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V」においても提供する。

 帯域確保オプションの料金(税別)は、100Mbpsが9万円、200Mbpsが月額18万円。提供リージョンはeast-1およびwest-1。プライベートブリッジの料金(税別)は、基本料金が0円、東西間接続オプションが月額5万円。コネクターの管理費が月額1万円。

 このほか、ニフクラでは、アップロード可能なISOイメージサイズの最大4.7GiBまでの拡大や、アップロードしたSSL証明書のロードバランサーおよびリモートアクセスVPNゲートウェイへの設定を可能にするといった機能強化を行った。