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ニフクラ、増設ディスクサービスに「高速フラッシュドライブ」「標準フラッシュドライブ」を追加
2020年5月27日 17:10
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は27日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」について、増設ディスクサービスの新ラインアップ「高速フラッシュドライブ」「標準フラッシュドライブ」を提供すると発表した。提供開始は7月末予定。
新たに提供する「高速フラッシュドライブ」「標準フラッシュドライブ」のディスクタイプは、最先端のインフラ基盤を採用することで、従来のディスクタイプより安価かつ高性能という特性を実現する。また、物理筐体が分離された2系統のサービスメニューを用意し、耐障害性の高いシステムを構築したい顧客にも対応する。
高速フラッシュドライブは、大規模なデータベースや瞬間的に高いI/O性能が必要な用途向け。標準フラッシュドライブは、ウェブサービスや開発環境のほか、基幹系システムなども含めた汎用的な用途に利用でき、特に読み込みが多い用途に向いているとしている。
ユーザーは、対象ゾーンにおいて、コントロールパネル上の増設ディスクメニューから「高速フラッシュドライブ」「標準フラッシュドライブ」のディスクタイプが選択可能になる。それぞれのディスクタイプはA系・B系という2系統のメニューに分かれており、別々の系統を選ぶことで、選択したディスクタイプにおいて異なる物理筐体上でサービス展開されることが保証される。
サービスの対象ゾーンは、east-11、east-12、east-14、west-13の各ゾーン。サービスリリース後、対象ゾーンでは既存サービスの「フラッシュドライブ」「高速ディスク」「標準ディスク」は新たに選択することはできなくなる。既に利用中のサービスについては継続利用が可能。また、サービス提供対象外のゾーンにおいては、既存サービスを引き続き選択できる。
利用料金(税別)は、高速フラッシュドライブが月額4500円(100GB)、従量課金の場合は1時間あたり8円(100GB)。標準フラッシュドライブが月額1500円(100GB)、従量課金の場合は1時間あたり3円(100GB)。