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バッファロー、PoE給電対応のアンマネージドレイヤ2スイッチに16ポートモデルを追加

温度の高い場所にも設置可能な50℃対応を実施

 株式会社バッファローは7日、PoE給電対応のアンマネージドレイヤ2スイッチにおいて、16ポートモデル「BS-GU2116P」を10月下旬より販売開始すると発表した。価格は4万800円(税別)。

 BS-GU2116Pは、全16ボートが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応したレイヤ2のアンマネージドスイッチ。そのうち12ポートがIEEE 802.3af準拠のPoE給電機能を備えており、ポートあたり最大15.4W、スイッチ全体では最大120Wまでの電力を供給できる。さらに、最大供給電力量に近くなるとLEDが点灯・点滅して給電量を知らせる「PoE Limit LED」も搭載した。

BS-GU2116P

 また、電源内蔵型の金属筐体を採用したほか、回路設計や筐体設計の最適化を行っており、0℃~50℃の環境下で動作可能な点も特徴。教室の天井裏や倉庫、工場など、温度が高い場所への設置を行える。なお、筐体はファンレス構造となっており、静音性を備えているとのことだ。

 ネットワーク機能としては、ネットワークのループ構成を検知し、該当ポートを自動的に無効にする「ループ防止機能」、ポートの使用状態を自動判断してPCの電源がオフになっているポート、未使用のポートへの供給電力を制限する「EEE(Energy Efficient Ethernet)」機能を搭載。両機能とも、前面の物理スイッチでオン/オフの切り替えを行える。