ニュース

バッファロー、最大60WのPOE++給電に対応したPoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」

BIJ-POE-10GB3L

 株式会社バッファローは、10GBASE-Tに対応し、最大60Wの大容量給電が可能なPoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」を、4月下旬より販売開始すると発表した。価格は4万2900円(税込)。

 BIJ-POE-10GB3Lは、IEEE 802.3bt(Type3)規格に対応したPoE++給電用ポート1基を搭載したPoEインジェクター。最大60WまでのPoE給電が可能で、Wi-Fi 6E/6対応の無線LANアクセスポイントや高解像度のIPカメラなど、消費電力の大きな機器に対しても電力供給を行えるという。

 利用に際しては、スイッチ等とPoE受電機器の間に設置することになるが、スイッチ等と接続するデータ通信用ポート、PoE受電機器に接続する給電用ポートともに、10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応しているので、Wi-Fi 6E/6対応アクセスポイントに給電する場合でも、速度面でのボトルネックを避けられるとした。

 また、動作保証温度は-25℃から55℃まで対応するため、空調が効かず低温または高温になりやすい施設や工場、学校などへの設置も可能とのこと。