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ウイングアークの文書データ活用ソリューション「SPA 10.4」、iOSモバイルアプリ「SPA Mobile」が利用可能に

 ウイングアーク1st株式会社は31日、AI-OCRと文書管理がオールインワンになったドキュメント管理ソリューション「SPA」において、新版「SPA Ver.10.4」を提供すると発表した。iOS端末に対応したモバイルアプリ「SPA Mobile」をApp Store上で提供開始する。

 SPAは、PDFなどの電子ファイルや、紙をスキャンして電子化したファイルをシームレスに保管・活用できるソリューション。今回提供されるSPA Mobileでは、スマートフォンなどのモバイル端末で撮影された、あるいはモバイル端末内に保存してある画像ファイルを、PDFファイルの文書としてアーカイブできるようにする。

 アーカイブされた文書はSPAのAI-OCR機能によって読み取りを行え、現場にて、手書き伝票を含む定型帳票をその場で撮影し読み込むことで、後から発生する入力などの手間を削減できるという。

 また、アーカイブする文書にカスタムプロパティやコメントを付加でき、SPA内のフォルダーを監視フォルダーとして指定しておけば、プロパティを参照して文書を振り分けるといったこともできる。

 さらに、アーカイブした文書をプレビューで確認し、SVF検索フィールドの編集やマスクの適用、ページの回転などを行うことも可能。スマートフォンで撮影した領収書などの電子帳簿保存法対応も可能になるとした。

 なおSPA Mobileの利用にあたっては、SPAもしくはSPA Cloudの契約が必要になる。価格(税別)は、SPAが379万5000円から、SPA Cloudが10ユーザーで月額5万円から。