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ウイングアークのドキュメント管理製品「SPA」、ワークフローシステム「AgileWorks」と連携

業務プロセスのペーパーレス化を実現

 ウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク)と株式会社エイトレッドは16日、ドキュメント管理ソリューション「SPA」とワークフローシステム「AgileWorks」を連携させるためのアダプタ2種類を開発したと発表した。ウイングアークでは、「SPA Cloud Adapter for AgileWorks」を3月22日から、「SPA Adapter for AgileWorks」を3月31日から、それぞれ提供開始する。

 SPAは、PDFなどの電子ファイルや、紙をスキャンして電子化したファイルをシームレスに保管・活用できるソリューション。オンプレミス版のSPAと、クラウド版の「SPA Cloud」が提供されている。

 一方のAgileWorksは、日本の商習慣に合わせたワークフローを柔軟に構築できるワークフロー製品である。

 今回は両製品が連携し、申請時の属性情報とあわせて文書を電子的に一元管理することで、企業における電子化と税務調査・各種監査対応の簡易化、電子帳簿保存法対策、参照業務の効率化などを促進するという。

 具体的には、AgileWorksの申請情報や添付ファイルをSPAに保管し、その文書を参照できるほか、保管した文書へのアクセスは適切に管理され、管理に必要なユーザーやグループの情報はSPAと連携されるとのこと。

 また、ワークフロー申請ナンバーをSPAと会計システムに持たせることにより、電子帳簿保存法で求められる「帳簿との相互関連性」を実現可能とした。

 なお製品連携は、今回提供されるアダプタをAgileWorksにセットすることによりノーコードで行える。