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D-Link、クラウド型ネットワーク管理が可能なレイヤ2スマートスイッチ「DBS-2000シリーズ」6製品
2020年8月25日 12:59
ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は25日、クラウド型ネットワーク管理サービス「Nuclias Cloud」の管理対象に有線LANを追加すると発表した。また、Nuclias Cloud対応のレイヤ2スマートスイッチ「DBS-2000シリーズ」6製品を同日より販売開始する。
Nuclias Cloudは、ネットワーク機器を日本語対応のWebダッシュボードから統合管理できる、クラウド型のネットワーク管理サービス。初期設定や設定変更を行えるほか、モニタリング機能、レポーティング機能を搭載しており、ネットワークに問題が発生した際には問題を迅速に特定することもできる。
従来は無線LAN機器の管理に対応していたが、今回より有線LAN機器をサポートし、対応製品として新たにDBS-2000シリーズを提供する。同シリーズでは、10ポートから52ポートのスイッチ6製品がラインアップされ、PoE給電対応モデルも用意された。
従来のNuclias Cloud対応製品と同様にゼロタッチ設定に対応。クラウド上に購入した機器と設定をあらかじめ保存しておくことで、現地では電源投入とLANケーブル挿入するだけで、Nuclias Cloudから設定が反映され、すぐに利用を開始できるとのこと。
PoEモデルのラインアップと価格(税別)は、給電可能な1000BASE-T×8ポート、SFPスロット×2の「DBS-2000-10MP」が4万9800円、給電可能な1000BASE-T×24ポート、1000BASE-TとSFPスロットのコンボポート×4の「DBS-2000-28P」「DBS-2000-28MP」がそれぞれ8万8000円、10万8000円。給電可能な1000BASE-T×48ポート、1000BASE-TとSFPスロットのコンボポート×4の「DBS-2000-52MP」が14万8000円。
いずれも1ポートあたり最大30Wの給電に対応。スイッチ全体での給電能力は製品ごとに異なるが、DBS-2000-28MPとDBS-2000-52MPでは最大370Wの給電が可能だ。
PoE非対応モデルは、1000BASE-T×28ポート、1000BASE-TとSFPスロットのコンボポート×4の「DBS-2000-28」、1000BASE-T×48ポート、1000BASE-TとSFPスロットのコンボポート×4の「DBS-2000-52」の2製品を提供する。価格(税別)はそれぞれ、4万5800円、8万8000円。
なおNuclias Cloudの利用料金は、1年分のライセンスがNuclias Cloudに添付されており、2年目以降は追加ライセンスが必要となる。