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D-Link、PoE給電能力を強化したレイヤ2スマートスイッチ2製品を提供
2019年11月8日 06:00
ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は7日、レイヤ2のスマートスイッチ「DGS-1210シリーズ」において、ポートあたり最大30WのPoE+給電が可能な2製品を提供すると発表した。
「DGS-1210シリーズ」は、日本語対応のシンプルなWeb管理画面を備えたレイヤ2スイッチ。VLANやQoSに対応するほか、IEEE 802.1Xのポートベース認証、ループバック検知、DHCPサーバースクリーニング、ARPスプーフィング防止、IGMPスヌーピング、スパニングツリーなどの機能を備え、信頼性の高いネットワーク環境を構築できるという。
今回は、PoE給電対応の1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポートとSFP×2スロットを備えた「DGS-1210-10MP」、PoE給電対応の1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポート、PoE非対応の1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×4ポート(うち2つはSFPとのコンボ)を備えた「DGS-1210-28MP」がラインアップに追加される。
いずれも従来モデルと同様の機能を搭載するほか、PoE給電機能を大きく強化しており、PoE受電に対応した無線LANアクセスポイントやIPカメラなどを1台のスイッチに効率よく収納できるという。
具体的には、DGS-1210-10MPはスイッチ全体で最大130Wまで、DGS-1210-28MPは同じく最大370Wまでの給電に対応。曜日/時間帯に応じてポート単位でPoEをオン/オフできる機能も搭載し、1ポートあたりでは最大30Wまでの給電を行える。
なお両製品はいずれも、ACアダプタを使用しない内蔵電源タイプで、50℃までの温度に対応。DGS-1210-10MPはさらに、稼働音や故障の要因になる冷却ファンを搭載しないファンレス構造となっている。
価格(税別)は、DGS-1210-10MPが8万5800円、DGS-1210-28MPが18万8000円。