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D-Link、10GbEアップリンクを多数搭載したレイヤ2+のマネージドスイッチ「DGS-3130シリーズ」

 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は22日、多ポートの10Gigabit Ethernet(GbE)アップリンクポートを備えたレイヤ2+スイッチ「DGS-3130シリーズ」6製品を受注開始すると発表した。6月19日より出荷を開始する予定。

 DGS-3130シリーズは、共通仕様として10GBASE-T×2ポートと10GbE SFP+×4スロットを搭載した、レイヤ2+のマネージドスイッチ。文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」のフロアスイッチや、10GbEバックボーンを想定した中規模民間企業/自治体のエッジスイッチなどに適しているという。

 各製品ともCLIおよびWeb GUIによる設定に対応。エッジスイッチとして十分な機能性を持ち、タグVLANやスパニングツリー、リンクアグリゲーション、ポート間での折り返し通信を防ぐトラフィックセグメンテーション、ループ事故を防止するループ検知/遮断といった機能を利用できる。

 また、日本の高温多湿な環境や節電による室温上昇に配慮した50℃対応、空調がある部屋ではファンの回転を抑える温度可変式ファンを採用した静音設計などにより、環境性能の強化も実現した。

 ラインアップには、RJ-45の銅線ポートタイプとSFPタイプについて、それぞれ24ポート、48ポートのモデルが用意される。また銅線ポートタイプでは、スイッチ全体で最大370Wまでの給電が可能なPoE+給電対応モデルが提供される。

 価格(以下、すべて税別)は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポートの「DGS-3130-30TS」が13万8000円、そのPoE+給電対応モデル「DGS-3130-30PS」が26万8000円。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48ポートの「DGS-3130-54TS」が27万8000円、そのPoE+給電対応モデル「DGS-3130-54PS」が39万8000円。

 SFPモデルは、SFP+×24スロットの「DGS-3130-30S」が18万8000円、SFP+×48スロットの「DGS-3130-54S」が37万8000円。

 前述の通り全モデル共通で10GBASE-T×2ポートと10GbE SFP+×4スロットを備えている。