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ラクスのクラウド型経費精算システム「楽楽精算 Ver.9.7」、UIの再設計で使い勝手を向上

 株式会社ラクスは24日、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」の新版「同 Ver.9.7」を発表した。ユーザーインターフェイス(UI)の刷新により、申請者にとっての使い勝手を向上させるなどの改善が行われているという。

 楽楽精算は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる処理を一元管理できるSaaS型の経費精算システム。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」といった一連のワークフローを電子化でき、業務効率の改善や人的ミスの防止を実現する。

 今回の新UIでは、表示と操作、機能の観点から「申請者も使いやすいUI」へ刷新すべく、色味や書体、余白など細部にまでこだわって再設計したという。これにより、既存ユーザーの操作体験は大きく変えない一方で、わかりやすい操作性によって、新規ユーザーのスムーズな導入を支援可能になったとのこと。

 例えば、ユーザーの目線を入力すべき個所にスムーズに誘導するため、画面全体の配色を変更したり、入力や操作がよりスムーズに行えるよう、ボタンの形状やアイコンの再設計を行ったりしている。

 また従来版で多く見られた「経費明細の入力漏れで差し戻される」ことを削減するため、経費明細情報の追加・編集を行える「明細追加」ボタンを追加し、ダイアログを開く操作に刷新した。これにより、経費明細情報の入力後に「明細追加」ボタンを選択する従来の操作で起きていた、経費明細の追加漏れを防止し、経理と申請者、双方の煩わしさを軽減するとしている。

 さらに、既存の経費明細情報を簡単にコピーできるよう、「明細コピー」ボタンを追加し、同じような内容の経費明細を0から入力する手間を削減したとのことだ。