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オープンアソシエイツ、ラクスの「楽楽精算」と連携したRPAサービスを提供

経費の重複申請チェックなどを自動化

 RPAホールディングスグループのオープンアソシエイツ株式会社は16日、株式会社ラクスの経費精算クラウド「楽楽精算」のユーザー向けに、経費精算作業の自動化をRPA技術で支援する「RoboRobo 楽楽精算RPAパック」をラクスと共同開発し、同日より本格的に提供開始すると発表した。

 「RoboRobo」は、オープンアソシエイツが開発・販売するクラウド型RPAサービス。さまざまなシステムやクラウドサービスをつなぎ、定型業務を1クリックで自動化できるサービスとして提供されており、応募者情報を自動転記する採用担当者向けの「RoboRobo リクルーティング」、法務担当者向けの反社チェック自動検索サービス「RoboRobo リスクチェック」をすでにラインアップしている。

 一方、ラクスの「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわるすべての処理を一元管理できるSaaS型経費精算システム。今回発表された「RoboRobo 楽楽精算RPAパック」は、「楽楽精算」の作業を「RoboRobo」によって自動化するもので、3つのサービスを用意した。

 具体的には、申請された経費の内容をロボットが確認し、重複申請をチェックする「経費申請重複チェック」、申請された定期区間をロボットが一括設定する「定期区間一括設定」、承認権限を設定ファイルで管理して一括設定を行う「承認者一括設定」の各サービスが用意されている。

 価格は、各サービスとも月額5000円。