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ぷらっとホーム、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT」でIoTデータ流通基盤「DEXPF」をサポート開始

 ぷらっとホーム株式会社は20日、IoTゲートウェイ向けのマイクロサーバー「OpenBlocks IoT」において、IoTデータ流通基盤「DEXPF(デックス・ピー・エフ)」の公式サポートを開始したと発表した。

 一般的なIoTシステムはシングルドメイン型(サイロ型)の設計となっており、デバイスとデータを直接管理するため、各プラットフォームやサービス間をまたがってデバイスやクラウドを利用することができないという。

 これに対して、DEXPFはクロスドメインに対応したIoTデータ流通基盤として開発され、IoTにおける各サービスやプラットフォーム間のプロトコル、手順の違いを吸収できることから、デバイスからクラウド、あるいはクラウド間でのデータ連携・利活用を自由に行えるとのこと。

 今回、OpenBlocks IoTがDEXPFを公式にサポートすることにより、都市IoTなどの大規模システムで不可欠となる、複数のドメインを横断したIoTデータの利活用が可能になった。ぷらっとホームでは、都市・ビル・交通・物流・生活などの各領域で、従来は難しかった、複数のサービスをまたがって、所有権や管理者の異なるIoT機器のデータを利用するシステム構築を行えるとしている。

 DEXPFの価格は個別見積もり。3カ月間無料で利用可能なトライアルサービスも用意されている。

 なおDEXPFは、OpenBlocks IoTのシリーズ全製品でサポートされ、IoT Gateway Software FW4.0.1以上の環境で利用できる。

Web UI画面からDEXPFを選択することで利用可能