CAC、Webブラウザから利用できる定額制のSaaS型AI-OCRサービス

　株式会社シーエーシー（以下、CAC）は21日、初期費用なし、定額制で利用できるSaaS型のAI-OCRサービスを、同日より提供開始すると発表した。

　新サービスは、初期費用なしですぐに導入できるAI-OCRソリューション。帳票処理を「業務単位」で管理・運用できる設計を特徴としており、帳票の登録・定義から、読み取り実行、結果確認、ダブルチェックを行う再鑑作業まで、一連のプロセスをシンプルに行えるという。

　また、直感的なWebブラウザのユーザーインターフェイス（UI）が用意されており、専門的な知識がなくてもすぐに使える点も強み。さらに、帳票設定支援や帳票振り分け、非定型帳票への対応、専用クラウド環境の提供など、さまざまなオプションを用意しており、利用企業の業務に柔軟に適用できるとしている。

業務単位での帳票処理のイメージ

　価格（税別）は、月々払いの場合、月間300枚まで（1日90枚まで）の「Starter」プランで月額4980円、月間1500枚まで（1日450枚まで）の「Business」プランで月額1万9800円など。いずれのプランも年間契約となる。

　このほか、月々払いより安価に利用でき、月間の利用枚数にも制限がない（年間では制限あり）年額の一括支払い（まとめて払い）も用意されているとのことだ。