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Arcserve Japan、クラウドバックアップサービス「Arcserve UDP Cloud Direct」の東日本リージョンを開設

 arcserve Japan合同会社(以下、Arcserve Japan)は1日、クラウドバックアップサービス「Arcserve UDP Cloud Direct」の東日本リージョンを開設したと発表した。これにより、ユーザーはバックアップ先として国内データセンターを選択可能になった。

 Arcserve Japanでは、クラウドバックアップサービス「Arcserve Business Continuity Cloud」のラインアップとして、データをクラウド上に直接バックアップする「Arcserve UDP Cloud Direct」、オンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド型の統合災害対策サービス「Arcserve UDP Cloud Hybrid」、データガバナンスやコンプライアンス上必要なメールを長期間保存する「Arcserve Email Archiving Cloud」の3つのサービスを提供している。

 このうち、2019年8月から提供しているArcserve UDP Cloud Directは、初回を除いて、更新データだけが転送される効率的なバックアップの仕組みやセキュリティ対策などにより、安全なクラウドへのバックアップとクラウド上での業務継続を実現するが、ユーザーは米国西海岸リージョンのみ選択可能となっていた。

 一方で、コンプライアンス上の理由からデータを国内に保管したいというユーザーからの要望もあり、Arcserve UDP Cloud Direct東日本リージョンを新たに開設した。これにより、ユーザーの状況に応じて、国内および米国西海岸リージョンのいずれかをバックアップ先として選択できるようになった。

 Arcserve UDP Cloud Direct東日本リージョンでは、バックアップ/リストアが可能になるBaaS(バックアップ・アズ・ア・サービス)のみを提供する。サービス内容および価格は米国西海岸リージョンと同じで、サービス提供価格(税別)は1年間サブスクリプションが24万円(1TB)から、3カ月サブスクリプションが6万円(1TB)から。

 Arcserve Japanでは、東日本リージョンの開設を記念してArcserve UDP Cloud Directを4カ月無償で提供するキャンペーンを実施する。キャンペーン期間は2020年12月28日受注分まで。