マツリカ、営業支援ツール「Senses」でメモや名刺の画像をテキスト化するOCR機能を提供

　株式会社マツリカは8日、クラウド営業支援ツール「Senses（センシーズ）」について、AIを用いて画像から文字データを取り込むOCR機能の提供を開始した。

　Sensesは、カード形式で感覚的に案件管理ができるSFA（営業支援システム）。蓄積された情報から、AIが営業の成功・失敗事例を解析して、いつ・誰に・何を・どのように行うかをアシストする。

　新たに提供するOCR機能は、商談中のメモや、顧客とのチャット／メッセージでのやりとり、ホワイトボードのメモなど、カメラで撮影した画像や保存済みの画像から文字を読み込み、営業活動情報としてSensesにデータ入力できる。これにより、SFAへの情報入力の負担を軽減する。

　また、名刺情報の取り込み機能も提供。名刺画像を読み込むと、AIが情報を判定し、Senses内の取引先データに自動的にひも付けることや、顧客一覧に登録ができる。自然言語処理に特化したディープラーニングを使用した、文字データとSenses内にある取引先情報をひも付けるモデルにより、名刺画像に埋め込まれている文字が何を意味するかを判別し、名刺画像からSensesへの取引先登録を自動的にできるようにしている。

　営業活動情報の取り込み機能は、Sensesの全プランのユーザーが利用可能。名刺の取り込み機能は、1ユーザーあたり月額500円のオプション機能となる。