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AI-OCRで請求書の文字をデータ化しERPと連携、SCSKが「ProActive」連携ソリューション第2弾を提供

 SCSK株式会社は2日、自社開発のERP「ProActive」とAI-OCRを組み合わせた「ProActive AI-OCRソリューション」の第2弾として、「AI請求書読み取りソリューション」を提供開始したと発表した。

 「AI請求書読み取りソリューション」は、ディープラーニング(深層学習)技術を用いたAI-OCRにより、請求書上の文字情報をデータ化するソリューション。事前の帳票定義を必要とせず、請求書上に印字されている請求日付・請求書番号・金額などの情報を読み取り、データ化することができる。

 また、データ化した情報は画面上で検索や照会を行えるほか、読み取り情報の修正や不足情報の追加登録なども可能。さらに会計システムと連携し、自社の支払い予定情報との照合、請求書情報をもとにした支払伝票データ作成なども行えるため、日々の請求書処理業務の負担を軽減できるとした。

 月額利用料は20万円(税別)から。なお、今後の機能強化も予定されているほか、ProActive以外のERPパッケージとも連携を計画しているとのことだ。