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リコー、クラウドサービス対応の高速デジタルフルカラー複合機「RICOH IM C8000/C6500」を発売

 株式会社リコーは25日、高速デジタルフルカラー複合機の新製品として「RICOH IM C8000」「RICOH IM C6500」2モデルを5月29日に発売すると発表した。

 新製品は、2016年10月発売「RICOH MP C8003 SP/C6503 SP」の後継となる機種。複合機などのエッジデバイスを、クラウドプラットフォーム「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES プラットフォーム」を介して各種クラウドサービスと組み合わせ、オフィスワークの自動化・省力化を推進する「RICOH Intelligent WorkCore」に対応する。

RICOH IM C8000

 オフィス向けデジタルフルカラー複合機の最上位機種として、RICOH IM C8000は片面・両面同速毎分80ページの高速出力に対応(RICOH IM C6500は片面・両面同速毎分65ページ)、4800dpi相当×1200dpiのクリアな表現や多様な後処理オプションにより、高い生産性と高画質を実現した。

 また、スキャナ機能を強化し、OCR処理速度をさらに向上したほか、PDFなど電子データ生成時の生産性を向上した。

RICOH IM C6500

 10.1インチの大型フルカラータッチパネルとなる新「MultiLink-Panel」を搭載し、画面との段差をなくしたフルフラットパネルにすることで、端部のアイコンも押しやすくなった。各種設定画面やアプリケーションのユーザーインターフェイスも改善し、角度が調整できるチルト機構を採用した操作パネルを搭載するなど、より使いやすい操作部を実現した。

 複合機本体の導入後も、基本性能を最新の状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」にも対応する。

 オプションについても、Z折りや三つ折り、重ね折りなどさまざまな折り種類に対応した紙折りユニットをはじめ、多機能フィニッシャー、大量給紙トレイ、プリントポスト、インサートフィーダーなど、ニーズに合わせた多彩なオプションを用意する。

 製品の標準価格(税別)は、RICOH IM C8000が414万円、RICOH IM C6500が312万円。