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リコー、複合機本体のソフトウェア機能をアップデートする「RICOH Always Current Technology」を強化

セキュリティ機能やファクス/スキャン機能の使い勝手などを向上

RICOH Always Current Technology対応機種のひとつ、「RICOH IM C3000」

 株式会社リコーは、複合機本体のソフトウェア機能を最新の状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」を強化し、「同 Version 2.0」として10月19日に提供開始する。

 「RICOH Always Current Technology」は、複合機の内蔵ソフトウェアをバージョンアップし、導入後も随時、最新機能を追加できる仕組み。従来、導入後の機種にない機能を追加したり、最新のセキュリティ基準に対応したりするためには、その機能が搭載された最新機種に買い換える必要があったが、RICOH Always Current Technology対応機種では、スマートフォンやPCのように、ネットワーク経由で基本ソフトをアップデートできるため、購入時には搭載されていなかった最新機能やセキュリティ機能を追加して、使い勝手や安全性を強化できる。

 今回の新版では、インターネット通信のセキュリティを強化する「TLS 1.3」や、暗号化通信で安全にメールを送信する「NTLM認証」に対応するなど、最新のセキュリティ機能をサポートした。

 また、ニーズの高いファクスやスキャンに関連する機能も強化され、ファクス各種レポートのエラーメッセージ用語を改善したほか、ファクスの送信結果をメール通知する機能において、サポートする添付ファイル形式にPDFファイルを追加している。

 さらに、従来は買い切りで提供していた一部のアプリケーションをサブスクリプション型でも購入できるようにし、より柔軟な利用に対応。加えて、従来はリコーのカスタマーエンジニアがインストールする必要があった一部のアプリケーションを、利用者自身でインストール可能にしている。