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リコー、B2Bクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」の基盤にZuoraを採用

 Zuora Japan株式会社は8日、株式会社リコーが、同社のB2Bクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」において、Zuoraのプラットフォームを採用したと発表した。

 リコーでは、さまざまな企業における業務プロセスのデジタル化を加速させるサービスとして、1月より「RICOH Intelligent WorkCore」の提供を開始している。これは、リコーのB2Bクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」より提供され、「RICOH IM Cシリーズ」などの新世代複合機と、さまざまなクラウドアプリケーションの連携を実現しているという。

 今回、RICOH Smart Integrationの提供にあたって、リコーはZuoraのプラットフォームを採用。デジタル複合機ビジネスを、より競争力の高いサブスクリプションモデルへと変革させるべく取り組んでいるとした。

 Zuoraプラットフォームは、RICOH Smart Integrationから提供されるあらゆるサービスのサービスメニュー管理、サービス契約管理、課金・請求管理を担うとのことで、グローバル共通基盤としてのスケーラビリティを備え、世界各国の通貨や商習慣、決済方法に柔軟に対応するという。

 なお、RICOH Smart Integrationを支える、日本を含めたグローバルの共通基盤は、各種既存システムとの連携に課題はあるものの、約2カ月という短期間で導入し利用可能になったとのことだ。