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ユニリタ、アドビのMAツール「Marketo Engage」向けにデータ連携機能を提供

 株式会社ユニリタは、国産ETL(データ抽出、加工・変換、ロード)ツール「Waha! Transformer」の新版「同 Ver5.2」において、アドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)のマーケティングオートメーション(MA)ソリューション「Marketo Engage」とのデータ連携機能を提供すると発表した。

 「Waha! Transformer」は、組織内外で利用されるさまざまな形式の電子データを、必要な形式にノンプログラミング・GUI操作で変換するETLツール。今回ユニリタでは、「Waha! Transformer」ユーザーから要望が多かった「Marketo Engage」とのデータ連携機能を実現するため、CData Software合同会社(CData)のODBCドライバー「CData ODBC Driver for Marketo」に対応するとともに、同製品の販売・サポートを開始した。

 「Marketo Engage」はクラウドサービスとしてのAPI連携には対応しているものの、顧客管理データベースや販売管理システムといった社内情報システムとデータ連携するためには、個人情報保護の観点からデータ整形が必要になるとのこと。

 そこで、「Waha! Transformer」によるデータ連携基盤を介することで、名寄せやデータクレンジングといったデータ整形・変換作業を標準化・自動化し、個人情報をマスキングした上で受け渡しできるようになるという。

 また、セキュアで精度の高いデータ連携によって、オンプレミスかクラウドサービスかを問わず、見込み客や顧客とのコミュニケーション履歴を深掘りするデータ分析などが実現可能になることにより、マーケティングの精度を高められるとしている。