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Twitter全量データを活用しインフルエンサーマーケティングを支援、トライバルとNTTデータが新サービス

 株式会社トライバルメディアハウス(以下、トライバル)と株式会社NTTデータは12日、企業のマーケティング活動を支援する「インフルエンサーリレーションズサービス」を提供開始すると発表した。

 いわゆるインフルエンサーを起用したマーケティング活動については、今後さらなる需要拡大が見込まれている一方、既存のインフルエンサーマーケティングでは、フォロワー数によって選定されたインフルエンサーが起用される傾向にあるという。

 またマーケティング効果測定でも、インフルエンサーによるツイートのインプレッション数やエンゲージメント数で測ることが多いため、企業からは、フォロワーの購買意思や行動までの影響度を測りたいという声が上がっているとのこと。

 そこで両社では、Twitterでブランドに関するツイートをした際に、フォロワーの意識・態度・行動変容に影響を与えているエンドユーザーの調査からブランドとの関係構築、効果測定までを、サービスとして提供。こうした課題の解決を支援するとした。

 具体的には、Twitterデータの全量分析により、Twitter利用エンドユーザーに対して、ブランドに愛着を持ち、発言の影響度が大きいエンドユーザー(以下、ファンインフルエンサー)の発見と、コミュニケーション管理、購買影響度の測定を行う。この機能では、個人単位で、ブランドごとの愛着度とブランド関連発言に対する周囲への影響度を、意識・態度・行動変容という指標で可視化できるという。

 これによって企業は、ファンインフルエンサーとのコミュニケーションを図り、購買行動への影響度を可視化していけるため、ファンインフルエンサーとの長期リレーションに基づく、友好的なプロモーション施策の実現が可能になるとした。

ファンインフルエンサーの位置づけ

 価格は、初期費用(リレーションプランニング)が130万円(税別)から、月額費用(リレーションズ活動支援)が月額30万円から。サービス利用にあたっては、トライバルへの申し込みが必要になる。

 なお両社では、今後1年間で50ブランド、3年後に400ブランドの利用を目指すとしている。