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NTTデータ、「Twitterデータ提供サービス」のオプションサービスを拡充
(2015/11/11 06:00)
株式会社NTTデータは10日、「Twitterデータ提供サービス」の商品ラインナップとして、新たに「データ解析オプション」「システム開発ソリューション」の提供を開始した。
NTTデータは、米Twitter社とデータ再販の契約を締結し、2012年12月に「Twitterデータ提供サービス」の提供を開始。官公庁、金融機関、メーカー、流通業など、これまでにのべ150社以上の顧客にサービスを提供してきた。
一方で、データ分析・活用時には「活用目的ごとにあらかじめ抽出、分析されたデータが欲しい」といった要望があり、データ解析を行うシステムの構築時には「ソーシャルメディア以外のデータの収集や、データクレンジングを効率的に行いたい」といった、顧客の業務により近いデータとプロダクトに対する要望が多くあったとして、新たに「データ解析オプション」「システム開発ソリューション」の提供を開始した。
「データ解析オプション」は、データ分析ニーズが高い要望について整理した分析データパッケージ。これまでも顧客からの要望が高かった「訪日外国人動態調査」「地域情報分析」「画像抽出」「災害情報分析」など、目的別に7種類のデータの抽出・解析・レポートを提供する。
「システム開発ソリューション」は、インターネット上の情報を効率的に収集する「クローリングシステム」、情報した収集から分析に不要な情報を除去する「ノイズフィルター」といった、インターネット上の情報収集・整理を簡単に行うことができるプロダクトの提供を行うサービス。より高度な分析や、他の情報ソースとの統合分析、顧客の業務により適用させた分析を行うために必要となる各種ソリューションを整理することで、より簡易に情報分析を活用するためのシステム構築を可能とする。
NTTデータでは今後、Twitterデータの提供に加えて、ソーシャルメディアのデータを含むさまざまな情報を活用できる企業向けのシステム開発やソリューションの提供を推進し、2020年度までに50億円の売り上げを目指すとしている。