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IIJ、LoRaWANの電波測定用デバイス「LZ-01V3」を提供開始
2026年7月30日 06:30
株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は29日、IoT向けの無線通信規格LoRaWANの電波を測定する専用デバイス「LZ-01V3」を独自開発し、提供開始すると発表した。
LZ-01V3は、LoRaWANを用いて無線センシングシステムを構築する際に、あらかじめ機器間の電波状態を確認し、ゲートウェイの設置場所や台数を決めるための置局設計に使用するデバイス。LoRaWANを使った通信環境の構築・施工を行う事業者や、自社で手軽に電波測定を実施したい企業などに提供する。
LoRaWANは、低消費電力かつ数km以上の長距離通信ができるLPWAの一種で、免許が不要なため手軽に導入が可能。IIJはこれまで、LoRaWANを活用して農業(水管理)、食品・物流(温度管理)、建設(熱中症予防)、製造などさまざまな分野で、無線センシングに必要な通信環境の構築を支援してきた。
LoRaWANは長距離通信が可能であるものの、センサーやゲートウェイ機器の設置位置によっては障害物の影響を受け、データ送受信が安定しないことがあるため、通信環境の構築にあたっては事前に電波測定を行う必要がある。
LZ-01V3はLoRaWAN専用の電波測定デバイスで、従来モデルと比べて小型化・軽量化を図り、耐久性の向上を実現している。また、IIJが提供する「IIJセンシングデータマネジメントサービス」と併せて利用することで、同サービスのWebコンソールで測定結果を確認できる。
製品は141.0×81.0×40.0mm(突起部分含まず)と小型で、約277gと軽量なため、電波測定作業が簡単に行える。また、さまざまな無線方式の電波測定で汎用的に使用されるスペクトラムアナライザーと比べて、LoRaWANの電波測定専用であるため低価格で手軽に利用できる。
電波強度、受信成功率などの疎通結果は、IIJセンシングデータマネジメントサービス上のWebコンソールで常時確認できる。さらに通信状態の良否を判断するための判定基準を表示するほか、測定結果はExcel形式でエクスポートでき、調査結果のレポート作成にも活用できる。
LZ-01V3の価格は4万3000円(税別)。


