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外部APIを介したチャットボットの作成が可能に――、ネオジャパンのビジネスチャット「ChatLuck V3.5」

 株式会社ネオジャパンは15日、ビジネスチャット「ChatLuck」の新版「同 バージョン3.5」を提供開始すると発表した。外部APIによるチャットボットの制御、外部システムからのメッセージ通知など、外部システムとの連携を強化しているという。

 ChatLuckは、PC、スマートフォン、タブレットを用いて、個人間やチーム、社内外のリアルタイムコミュニケーションを促進できるビジネスチャットシステム。複数のメンバーと同時にチャットやファイル共有を行える「ルーム」、相手と1:1で、チャットやファイル共有、音声/ビデオ通話による連絡・情報共有を行える「コンタクト」、自分用の情報を投稿・公開する「マイルーム」などの機能を搭載している。

 今回の新版では、チャットボットを作成し、外部のボットプログラムからWeb APIを介してチャットボットの制御を行えるようになった。コンタクトやルームにチャットボットを追加することにより、顧客・ユーザー対応の自動化、各種システムに対して行う定型処理の自動化・効率化などを実現するという。

チャットボット利用画面

 具体的には、チャットボット制御のためのプログラム(ボットプログラム)からChatLuck環境に公開されているチャットボットAPI(Web API)を呼び出すことで、チャットボットを外部から制御できる仕組み。APIでは、チャットボットが参加しているルームやコンタクトの取得、送信されたメッセージの取得・投稿などが行える。

 チャットボットは、管理者設定に新設された「チャットボット管理」メニューから作成・管理でき、チャットボットそれぞれに顔写真やカバー写真、URLなどを設定できるほか、ルーム・コンタクトに1ユーザーとして追加するか否かの設定も可能とした。

チャットボット作成画面

 チャットボット以外では、システム通知APIを介して、Webの問い合わせフォームや監視システムなど、外部システムからユーザーやルームに対してチャット通知を行える機能を搭載した。既存のメール通知をこの通知に代替することにより、メールの削減と情報共有の即時化・効率化を実現するとしている。

システム通知利用画面