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ネオジャパンのビジネスチャット「ChatLuck 3.6」、メンションやオリジナルスタンプに対応

 株式会社ネオジャパンは14日、ビジネスチャット「ChatLuck」の新版「同 バージョン3.6」を提供開始すると発表した。新版では、メンションやオリジナルスタンプなどの機能が追加されているという。

 「ChatLuck」は、ネオジャパンがグループウェア「desknet's NEO」の開発・提供で培ったノウハウを生かして、企業のさらなる生産性向上のためのツールとして開発したビジネスチャットシステム。PCとスマートフォンを活用して、個人間、チーム間、取引先間で、即時性の高いメッセージやファイルのやり取りを、高いセキュリティのもとで行えるとした。

 今回の新版では、相手を指定してメッセージを伝えたい場合、相手の注意を引きたい場合などに利用できるメンション機能を搭載した。メンションした相手には専用のプッシュ通知が届くほか、検索機能も容易されており、会話の流れが早いルームや、未読メッセージが溜まったルームでも、自分宛のメッセージを見落とすことがなくなるとしている。

メンション活用中のスマートフォン(左)およびPC(右)画面

 一方のオリジナルスタンプ機能では、オリジナルのスタンプ画像をアップロードして、チャットで利用できるようになった。スタンプは1つのカテゴリに最大8枚までの画像ファイルを登録可能。標準スタンプを含め、それぞれのスタンプカテゴリを利用停止・再開することもできる。

オリジナルスタンプ活用中のスマートフォン(左)およびPC(右)画面

 また今回は、ゲストユーザーが招待された際に、システム管理者宛にゲストユーザーの追加を知らせる「ゲストユーザー追加通知」機能、チャット画面右上の「?」アイコンから表示されるヘルプのURLを変更し、任意のヘルプURLを設定して、独自マニュアルやオフラインヘルプを表示できる機能などを追加。さらに、管理者側で「音声通話」機能と「ビデオ通話・画面共有」機能の利用有無を設定することも可能にしている。

 価格(以下、すべて税別)は従来と変更なく、クラウド版が1ユーザーあたり月額300円で、5ユーザーから利用可能。パッケージ版は、利用するユーザー数に応じた「ユーザーライセンス」が初年度36万円(100ユーザー)から、2年目以降は年間7万2000円から。ユーザー数に関係なく最大10ルームまで作成できる「ルームライセンス」は初年度15万円、2年目以降は年間3万円。