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インテック、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hubシリーズ」にインターネットEDIへの移行メニューを追加

 株式会社インテックは13日、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hubシリーズ」に、「インターネットEDI移行サポートサービス」と、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)に準拠した「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」の2つのサービスメニューを追加し、2019年1月に提供を開始すると発表した。

 NTT東西では、「INSネットディジタル通信モード」の提供を2024年1月で終了することを発表しており、これにより「INSネットディジタル通信モード」を利用する全銀TCP/IPをはじめ、電話回線を利用した従来型のプロトコルでは、現状と同じ品質でEDIが利用できなくなる事が想定され、インターネットEDIへの移行が早急に求められている。

 インテックでは、30年にわたって食品業界や日用品業界など多種多様な顧客にEDIサービスを提供してきたノウハウを基に、EDI-Hubユーザーが計画的にインターネットEDIへ移行できるよう、新たなサービスを開始する。

 「インターネットEDI移行サポートサービス」では、現行EDI環境およびEDI運用業務の調査から移行計画の策定、調査に基づく最適なEDIソリューションの提案、接続先へのアナウンス、接続テストの実施から本番切り替えまでをワンストップで提供する。

 「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」では、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)に準拠した手順を提供。また、他社パッケージ・サービスとの相互接続も可能となる。

 インテックでは、2022年12月までに既存ユーザーに対してインターネットEDIへの移行を推進するとともに、100社の新規ユーザー獲得を目指す。