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グレープシティ、Webアプリ作成ツール「Forguncy 4」でライセンス体系を一新 ADとの連携機能なども提供

 グレープシティ株式会社は28日、業務フローに合わせ、ノンプログラミングで自由にWebアプリケーションを開発できるツール「Forguncy」において、新版「Forguncy 4」を提供すると発表した。ライセンス体系が一新されている。

 Forguncyは、業務アプリケーションの画面とデータベースを、Excelと同じ操作性で作成できる開発ツール。企業内の既存データベースと直接連携するサブシステムを、一般的なシステム開発手法よりも速く、しかもExcel感覚で作成できるため、基幹システムに乗せきれない管理業務を効率化する目的で、製造業をはじめとした多くの企業に導入されているという。

 今回のForguncy 4ではライセンス体系を一新し、利用者数の多いシステムで運用コストが上がらないよう、ユーザー数単位の料金体系から同時接続数単位での料金体系へと変更している。

 あわせて、企業が採用しているActive Directory(AD)などのユーザー管理システムとの自動同期に対応した。さらに、システム開発者が多くの時間を割かれるシステム仕様書の作成を自動で行う機能、アプリケーションのアップデート時にも本番の運用を止めずにデータベースを適切にマッピングする機能など、開発者の負担を下げるための改善を数多く行っているとのこと。

 ライセンスは開発ライセンスと運用ライセンスから構成される。開発ライセンスのForguncy Builder Proは、1ライセンスで17万2000円(税別)。一方、運用ライセンスは最小構成(Forguncy Server基本ライセンスおよび5同時接続追加ライセンス)で70万2000円(税別)となる。

 また、Forguncyの運用環境をクラウドサービスとして提供しているカゴヤ・ジャパンの「Forguncyプラン」についても、後日最新版に対応する予定。

 なおグレープシティでは、2019年1月31日に、東京・千代田区の御茶ノ水ソラシティにおいて「Forguncy Meetup 2019」を開催。パートナーとユーザーにForguncyの最新情報や活用事例を紹介するとしている。参加は無料(事前登録制)。