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PBC、Microsoftのクラウド型ERP「Dynamics 365 Business Central」を提供

日本を含む5カ国向けのローカライゼーション機能を無償提供

 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング(以下、PBC)は9日、Microsoftの中堅・中小企業(SMB)向けクラウド型ERP「Dynamics 365 Business Central」を、10月より販売開始すると発表した。PBCよりライセンスを購入する場合、同社が開発した日本・中国・香港・タイ・ベトナム向けのローカライゼーション機能を無償で提供するとのこと。

 Dynamics 365 Business Centralは、MicrosoftのSMB向けERPパッケージ「Dynamics NAV」の全機能を継承したクラウド型ERP。シンプルなデザインながらも高い機能性を備えるほか、スモールスタートが可能で、必要に応じて稼働後に拡張することもできる。

 PBCでは今回、同社が開発したローカライゼーション機能を無償でDynamics 365 Business Centralに追加し、顧客企業へ提供することにしたという。

 ラインアップとしては、財務管理、顧客管理、プロジェクト管理、サプライチェーン管理、人材管理、倉庫管理といった機能を持つ「Essential」ライセンスと、Essentialの機能に加え、サービス管理、生産管理機能を持つ「Premium」ライセンスが用意される。

 価格(税別)は、Essentialが1ユーザーあたり月額7610円、Premiumが同じく月額1万880円。10月1日に日本版をリリースし、順次、各国版をリリースするとしている。