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PBCの「Dynamics 365 Business Central」向け日本対応機能、2022年春のメジャーアップデートに対応

 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング(以下、PBC)は1日、中堅・中小企業向けクラウドERP「Microsoft Dynamics 365 Business Central」の最新版「同 Ver 20」に対応した日本商習慣機能(J-Pack)を、Microsoftが運営するソリューションカタログサイト「Microsoft AppSource」にて提供開始したと発表した。

 Dynamics 365 Business Centralは、Microsoftがビジネスアプリケーション「Dynamics 365シリーズ」の一ラインアップとして提供している中堅・中小企業向けのERP製品。ワールドワイドで25万社以上の導入実績を持つERPパッケージ「Microsoft Dynamics NAV」の全機能を継承しており、すでに2万社以上の企業への導入実績を持つという。

 またMicrosoftでは、毎年、春と秋にMicrosoft Dynamics 365のメジャーアップデートを行っており、今回も、Dynamics 365 Business Centralの最新版が4月1日にリリースされた。

 一方のPBCでは、Dynamics NAVやその前身であるNavisionの時代から、同製品のローカライゼーション機能を開発し、約20年間にわたり日本市場に提供してきた実績を持つ。そして、Dynamics 365 Business CentralがSaaSで提供されはじめてからは、Microsoft AppSourceにて、日本語・日本商習慣機能対応ソリューションを販売している。

 今回は、そのソリューションを、Dynamics 365 Business Centralの最新版であるVer 20(Dynamics 365 Business Central 2022 Wave1)に対応させた。Ver 20では、Excelを使用したレポートのレイアウトデザインが可能になったほか、Power Automate/Power Apps向けコネクタの改善、Microsoft TeamsやOutlookなど他のマイクロソフト製品との連携拡張、テレメトリーデータの追跡範囲の拡張、権限設定等の利便性向上などが行われているとのことだ。