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PBC、「Dynamics 365 Business Central」最新版向け日本対応機能を提供 2022年10月のメジャーアップデートに対応

 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング(以下、PBC)は14日、Microsoftの中堅・中小企業向けクラウドERP「Microsoft Dynamics 365 Business Central」の最新版「同 Ver21」に対応した日本商習慣機能(J-Pack)を、Microsoft AppSourceで提供開始したと発表した。

 Dynamics 365 Business Centralは、中堅・中小企業向けERPパッケージ「Microsoft Dynamics NAV」の全機能を継承した、クラウド型(SaaS)のビジネスアプリケーション。

 PBCでは、Dynamics 365 Business Centralの前身となるDynamics NAV、さらにその前身である「Navision」の時代から、同製品のローカライゼーション機能を開発し、約20年間にわたって日本市場に提供してきた実績があり、Dynamics 365 Business CentralがSaaSで提供されはじめてからは、同製品向けソリューションカタログサイトであるMicrosoft AppSourceにて、日本語・日本商習慣機能対応ソリューションを販売している。

 今回は、10月1日にDynamics 365 Business Centralの最新版(Dynamics 365 Business Central 2022 リリース2)がリリースされたことを受け、それに対応したJ-Packの最新版をリリースした。この最新版では、消費税条項に対応した拡張テキスト機能が追加されたほか、転記済と未転記の文書ラインを検索して表示することや、品目/顧客マスタにひも付いている画像データを取り扱うことが可能になっている。

 また、特定テーブルのデータ交換/外部ファイルのデータインポート/エクスポートの使いやすさの向上、ユーザーインターフェイス改善による利便性向上なども行われているとのこと。