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エクイニクス、Equinix Cloud Exchange Fabricを日本で展開

 エクイニクス・ジャパン株式会社(エクイニクス)は、米Equinixが2017年12月4日に発表したEquinix Cloud Exchange Fabricを東京と大阪に拡張し、新たな都市間接続サービスとして5月より提供開始すると発表した。

 Equinix Cloud Exchange Fabricは、Equinix Cloud Exchangeの後継として提供されているマルチクラウド対応の相互接続サービス。グローバルでのサービス開始、その後発表した豪州(メルボルン、シドニー)に続き、日本国内でも、Equinix Cloud Exchange Fabricのユーザー同士が、オンデマンドで相互接続を行えるようになるという。

 具体的には、SDN機能を用いて、エクイニクスプラットフォーム上の自社インフラ間を動的に相互接続したり、また東京と大阪のEquinix Cloud Exchange Fabricを通じて、ほかの企業などと相互接続したり、といったことが可能になる。

 Equinix Cloud Exchange Fabricのユーザーは、カスタマーポータルやAPIを通じて、ビジネスパートナー、顧客、サプライヤーとの間で、リアルタイムの接続プロビジョニング、従量課金、都市間における動的で柔軟な接続確立など、「as-a-service」モデルによる相互接続のメリットを享受できるとした。

 また、Alibaba Cloud、Amazon Web Services(AWS)、IBM Cloud、Microsoft AzureやSAPを含むSaaS事業者など、国内Equinix Cloud Exchange Fabric上のあらゆるクラウドサービス事業者へ接続できるようになるとのこと。