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MetaMoJiのリアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」が昭和学院中学校・高等学校に採用

 株式会社MetaMoJiは19日、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」が、千葉県市川市の昭和学院中学校・高等学校に導入されたと発表した。

 MetaMoJi ClassRoomは、シンプルなノート機能から高度な協働学習まで、幅広く柔軟に対応できるリアルタイム授業支援アプリ。小学生低学年から中高生まで、タブレットを活用したアクティブラーニングを支援する。

 昭和学院中学校・高等学校では、2017年度から全中学生を対象にiPadによる一人1台体制を実施しており、生徒が主体的に学ぶアクティブラーニングの実現に向けて、MetaMoJi ClassRoomを導入した。

 中学1年生の英語の授業では、授業の冒頭でMetaMoJi ClassRoomを使って宿題の解答をPDFファイルでクラス全員に配布。生徒たちは自分のノートに宿題の答えを書いているが、答え合わせは配布されたPDFファイルを見ながら行うため、宿題のチェックを短時間で行えるようになり、その分、宿題の質問を受け付ける時間が持てるようになった。

 また、音読の練習では、生徒がMetaMoJi ClassRoomの音声ファイルを用いて自分が音読したセンテンスを録音。続いて、iPadの音声入力機能を用いて、自分が発した英語が正しいセンテンスとして認識されるかどうかを確認しながら練習し、練習前と練習後の音声を聴き比べることで、自分がどれくらいスムーズにセンテンスが言えるようになったかをMetaMoJi ClassRoomで記録・可視化するといった活用がされている。

 中学3年生の家庭科の授業では、既習内容を振り返る小テストでMetaMoJi ClassRoomを活用。全員の答えを一覧表示することで、誰がどの回答を選んだのかを一目で分かるようにし、クイズ感覚で学習内容を思い出しつつ、全員が参加する場面を作っている。

 さらに、「住まいの役割」の単元では、個別学習ノートを使いながら、自分の気づきや意見をふせん機能でまとめる作業を実施。家の間取り図をMetaMoJi ClassRoomで全員に配布し、生徒はふせん機能を使って、部屋の空間ごとにどのような役割を持つのかを考え、生徒同士で意見交換をしながら思いついた点をふせんに書き込んだり、ふせんを動かしたりして、一枚のシートを仕上げていくといった使い方をしているという。