ニュース

広島県の武田中学・高校、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入

 株式会社MetaMoJiは1日、広島県東広島市の私立武田中学校・高等学校が、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入したと発表した。

 MetaMoJi ClassRoomは、子どもの成長や授業内容にあわせ、シンプルなノート機能から、高度な協働学習までを幅広く提供できるリアルタイム授業支援アプリ。小学生低学年から中高生までの、タブレットを活用したアクティブラーニングを支援できるという。

 武田中学校・高等学校では、2016年度より、新中学1年生と新高校1年生の全217名を対象にセルラーモデルのiPad Air 2を導入し、ひとり1台体制をスタートさせている。

同校では、2020年度から本格的に始まる大学入試改革を意識し、思考力・判断力・表現力の向上を目指したアクティブラーニングの授業を実現するため、ICTの積極的な活用を目指しており、その一環としてMetaMoJi ClassRoomを導入した。

 現在、教科を超えて多くの先生に使用されており、問題配布、板書、PDFファイルへの書き込み、一覧表示、発表スライドの作成など、さまざまな学習シーンで活用できるMetaMoJi ClassRoomならではの汎用性の高さが評価されているとのこと。

 中学校では、MetaMoJi ClassRoomを自分の考えをまとめたり、発表したりするシーンで多く活用されているという。例えば中1社会では、都道府県のPRチラシを作って発表をしたり、中1理科では実験の様子を写真に撮り、その画像データを用いてレポートにまとめたり、といったように、生徒が自分の考えを表現して伝える際の支援ツールとして利用されている。

 高校では、クラス内の意見を一斉に共有できる一覧表示がよく使われているとのこと。高1の現代社会では、クイズを出して全員の回答を一覧で表示したり、高1化学ではMetaMoJi ClassRoomに送られたPDFファイルの問題に答えを書いて、生徒同士の意見を比較したり、といった活用によって、生徒が授業に対してより参加できるシーンを生みだしているとした。