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テラスカイ、モバイル対応などを強化したクラウドグループウェア「mitoco V3.0」

社外ユーザー向けライセンスも提供

 株式会社テラスカイは、コミュニケーションプラットフォーム「mitoco(ミトコ)」を、7月21日に「同 V3.0」へバージョンアップすると発表した。前バージョンと比べてパフォーマンスが向上したほか、さまざまな機能追加が行われている。

 mitocoは、カレンダー、ToDo、ワークフロー、掲示板などの機能を提供するクラウド型のグループウェア。Salesforceをプラットフォームして利用することから、カスタムアプリを手軽に追加したり、堅牢なセキュリティを標準搭載していたり、といったメリットを享受できるという。

 今回のバージョンアップでは、iOSに続いてAndroidにも対応を開始し、第1弾としてカレンダーアプリの提供を開始する。これを利用すると、見やすい表示でスケジュールの作成・確認を行え、Salesforceのカレンダーとの同期や他社員のスケジュール確認にも対応するとのこと。

 iOS向けには、掲示板アプリ「mitoco Board」を提供。掲示板に掲載された全社通達や部署ごとの通知を、どこにいても即座に確認可能になるとした。掲示はカテゴリごとにまとめられて色で識別でき、投稿日時や必読マークの表示により、優先度の高い掲示をすぐに判別可能としている。

 また、チャットグループでのコミュニケーションやスケジュールの共有を行いたい社外の人に対し、ユーザーの割り当てを可能にする「社外ユーザー向けライセンス」が追加された。価格は、トークのみ利用可能な「mitocoカスタマー」が1ユーザー月額100円、トークとカレンダーのみ利用可能な「mitocoパートナー」が1ユーザー月額500円となっている。

 このほか、Salesforceとの連携がよりシームレスになり、カレンダーとToDoに、Salesforceの標準およびカスタムオブジェクトの関連付けができるようになったとのこと。